タンチョウ撮影に鶴居村と阿寒国際ツルセンターに行ってきました。

 

 

 

1月20日、21日と2泊3日の日程で鶴居村に行ってきました。

 

 

目的はもちろんタンチョウの撮影です。

 

 

 

 

 

個人的にはあまりこういった「露骨な撮影スポット」は遠慮したいというのが本音です。

 

 

しかしタンチョウに関しては露骨な撮影スポット以外での撮影は不可能に近いためやむを得ません。

 

 

もし天気が悪かったら困るので念のため二泊三日の予定を組むことにしました。

 

 

 

 

 

旭川からナビを頼りに出発して5時間ほど走ってようやく到着。

 

 

 

 

到着時刻は16時を過ぎていたのですでに辺りは暗く、撮影しても写真にはなりません。

 

 

 

なのでとりあえず場所の確認だけでもしておこうと思い、有名な観光スポットである伊藤サンクチュアリに向かいました。

 

 

 

が、1羽もいない…

 

 

 

 

ので仕方なく、翌日の早朝にタンチョウのねぐらである「音羽橋」に向かいました。

 

 

 

 

天気も半年に一度レベルの超快晴だったのですが、なんと音羽橋からタンチョウねぐらまでは400メートルもあるらしく、

 

600mmのレンズでノートリという僕の撮影環境だとこんな感じでしか撮れませんでした。

 

 

遠い!

 

 

マジで遠い!!(・o・)

 

 

 

タンチョウってかなり大型の鳥なのに、600mmで撮ってもこんな小さくしか撮れないのかよ!

 

 

 

あまりの遠さに愕然としました。

 

 

 

周りは大砲レンズばかりのガチ勢と、スマホで撮影している観光客と二極化していました。

 

 

(スマホなんかじゃ何も写らないと思います。600mmでこのレベルなので)

 

 

 

 

なんとか音羽橋で粘ってはみたものの、ろくな写真が撮れません。

 

 

こっちに向かって飛んできてくれてもこのレベルの大きさがいっぱいいっぱいです。

 

 

 

諦めて次の撮影スポットである伊藤サンクチュアリへ。

 

 

 

最高の天気のおかげかそこそこの写真が撮れました。

 

これは幼鳥らしいですね。

 

 

頭の部分が成鳥のような色合いになっていないところで判断できるみたいです。

 

 

 

他にも

 

 

 

 

 

 

などなどやっとまともにタンチョウたちを撮影することができました。

 

(最後のは新しく購入したシグマの17mmレンズです)

 

 

 

 

で、ここでようやくピントが合ってないことに気づきました。

 

 

 

「なーんかおかしいような気がする…」

 

 

 

とは思っていたのですが、タンチョウの目にピントを合わせようにも顔も目も黒いためピントが合いにくい!

 

 

 

僕の腕では最後までイマイチしっくりきませんでした。

 

 

 

 

気を取り直して次の撮影スポットである「鶴見台」へ。

 

 

 

 

鶴見台は村営で給餌しているところらしく、野鳥の会運営の伊藤サンクチュアリに比べて豪快にエサを撒いているそうです。(民宿のおじさん情報)

 

 

 

 

そこで撮れた写真がこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の写真の幼鳥は双子らしいです。(隣に居合わせた人にネイチャーガイドの人が説明していたのが聞こえました)

 

 

 

 

これだけドアップでの写真が多いのは、撮影場所がたまたま風上だったことが影響しています。

 

 

 

鳥は基本的に風上に向かって飛びます。

 

 

 

そのため飛び立つ際にはこちらに向かってガンガン飛んできてくれたので、ドアップでの写真が多く撮れました。

 

 

 

多く撮れたにも関わらずピントが合ってない写真が多いのですから、やはり技術の向上は必須だと痛感させられました。

 

 

 

この時点で7dmark2が電池切れ予備バッテリーを含め電池切れするほど撮影していたので、一度切り上げて昼食へ。

 

 

 

宿泊先である「民宿つるい」(写真撮り忘れた笑)に来ていたお客さんがオススメのラーメンを教えてくれたので釧路まで食べにいきました。

 

 

ダシが効いててとってもおいしい、昔ながらの醤油ワンタンメンでした。

 

 

 

夕方の音羽橋にはねぐらに帰ってくるタンチョウが撮れると聞いていたので、トンボ返りで鶴居村に帰ります。

 

 

 

わかっていたことですがねぐらまでは距離が遠すぎて話にならないため、ねぐらに向かっているタンチョウの撮影に絞って撮影しました。

 

 

おお!

 

 

これはそこそこよく撮れたかも(・∀・)

 

 

 

 

夕焼けの時間は短く、あっという間に暗くなってしまったので民宿つるいまで戻って夕飯へ。

 

 

質素に見えるかもしれませんが、普通に美味しくてボリューミー。

 

 

ご飯と味噌汁もついて、温泉も入り放題で、一泊6500円!

 

 

安くない?

 

 

しかも店主のご夫婦がとても人柄の良い方達で、本当に良い時間を過ごすことができました。

 

 

 

 

翌朝、朝食を食べてすぐに阿寒国際ツルセンターへ向けて出発。

 

 

 

鶴居村から40分ほどで到着しました。

 

 

 

ここは僕が愛用している「新訂 北海道野鳥図鑑」によると

 

 

 

エサの魚を与えることによってオジロワシとタンチョウの魚の奪い合いバトルが見られる!

 

 

 

とのことだったのですが、民宿つるいのおじさん情報によると

 

 

 

「鳥インフルエンザの影響で魚は与えちゃいけないことになったから、今はやってないよ」

 

 

 

とのことでした(´・ω・`)

 

 

 

 

まあでも帰り道なので寄ってみると、この日も天気は超快晴で、大当たりの撮影ができました。

 

 

 

 

まずは到着して間もなく、トウモロコシのエサやりがスタート。

 

 

おお!

 

豪快だぜぃ!

 

 

 

タンチョウはもちろん、カモ、ハト、ハクチョウなど色々な鳥が来ていました。

 

 

 

 

そしてここで奇蹟の写真が!

 

 

おおお!

 

 

なんかちょっと神々しくないですか?

 

 

他にもタンチョウのダンスもじっくりと撮影することができました。

 

 

 

タンチョウはかなり豪快にジャンプするので、初見での撮影は難しいかもしれません。

 

 

 

が、僕が見たところによるとタンチョウは一度ジャンプすると、あと2〜3回はジャンプしてくれますので、

 

 

 

一度ジャンプしたタンチョウを追い続けていれば比較的簡単に撮れると思います。(これに気づくのに時間がかかりすぎた…)

 

 

 

 

かなり遠方への撮影旅行となりましたが、結果的にかなり満足の行く旅だったと思います。

 

 

 

 

実際は写真を1400枚ほど撮影したにも関わらず、ギリギリ納得のいくものが40枚ぐらい。

 

 

あとはほとんどピントズレなどで写真になっていないものばかりでした。

 

 

 

 

でもかなりの失敗を経て、飛びものを撮るレベルが少しは向上したようにも思えます。

 

 

 

「どうせなら撮影旅行に行く前にレベルアップしときゃ良かった!(´・ω・`)」

 

 

 

ってのも本音ですが、まあ良しとします。

 

 

 

 

鶴居村、阿寒国際ツルセンター。

 

 

 

 

いずれもオススメですので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

ps.

 

 

タンチョウの撮影といえば冬をイメージする方が多いのではないでしょうか?

 

 

 

確かにタンチョウの写真には雪景色がバックのほうが映えますが、夏は幼鳥との親子ツーショットが撮れるそうです。

 

 

 

それはそれで非常に価値のある写真が撮れると思いますので、僕も今度は夏に行ってみようと思います。

 

 

 

 

pps.

 

 

時期的なものもあるとは思いますが、鶴居村はかなり観光客が多かったように思います。(僕も観光客ですが)

 

 

 

そして以外なことに外国人観光客もかなり多いです。

 

 

 

観光バスから朝7時前にガンガン降りてきて、ガヤガヤ喋り、グイグイ前に入ってきて写真撮りまくります。

 

 

 

こういった人たちはツアーの一環に組み込まれているから来ているだけであって、写真撮影が趣味じゃないことはわかります。

 

 

 

だからこそ知識がないことも十分に理解しているつもりです。

 

 

 

 

が、ちょっとひどすぎました。

 

 

 

 

例えば音羽橋から良いタンチョウの写真が撮れないからと行って、橋の下まで降りていってタンチョウに近づこうとした外国人観光客がいたそうです。

 

 

 

 

村の人に怒られて止められたのも無視して降りていったそうですが、これは明らかにマナー違反であり、野鳥に関する知識があるとかないの問題ではないですよね。

 

 

 

 

外国の文化を知らなかったなどの理由で済まされることでもないでしょう。

 

 

 

 

また、他の場所でも進入禁止の看板を無視して私有地に侵入して、そこに住んでいる方が激怒し、全員が出禁になった場所もあるようです。

 

 

 

 

もちろん僕は今回そこに行ってませんが、今までマナーを守って楽しく撮影していた人まで誰も撮影できなくなったようです。

 

 

 

 

音羽橋はタンチョウのねぐらまでは約400メートルも離れているため、800mmほどのレンズがないとまともな写真にはならないでしょう。

 

 

 

僕も600mmとAPS-Cでも、話になりませんでした。

 

 

 

より近づいて、大きく良い写真を撮りたい。

 

 

 

その気持ちは痛いほどよくわかるけれども、やはりマナーは守るべきですね。

 

 

 

 

ましてやタンチョウに不用意に近づきすぎると、もうそこを寝床としなくなってしまうかもしれません。

 

 

 

 

観光客は「たった1度しか来ないから関係ない」かもしれませんが、タンチョウたちはねぐらを失ってしまうでしょう。

 

 

 

やはり野鳥撮影は「鳥の邪魔をしないように最大限の配慮をして、その生態の一部を撮らせてもらう」といった謙虚さが必要なのではないか?

 

 

 

 

そんなことを考えさせられたツアーでもありました。

 

 

 

 

ppps.

 

 

 

そうなると「そもそも餌付けってどうなのよ?」という話にもなると思います。

 

 

 

 

僕はそもそも餌付けには反対の立場です。

 

 

 

自然で生きられないなら、淘汰されても仕方がない。

 

 

 

冷たいようですが、人間と動物の関わりはそうであるべきとも思っています。

 

 

 

 

が、そうなると僕がタンチョウと巡り合うこともなかった。

 

 

 

 

うーん、人間と自然の共存。

 

 

 

 

難しい課題ですね。